2026.07.30
スポーツ観戦で健康になれる?

今年はスポーツのビッグイベントが目白押しです。2月の冬季オリンピック、3月のWBC、6月のサッカーW杯。テレビの前で熱く応援した、または現地まで観戦に行った方もいることでしょう。
自分でスポーツをすることが健康に良い、というのは周知の事実ですが、スポーツ観戦が健康に及ぼす影響はあるのでしょうか。
公益財団法人明治安田厚生事業団が研究結果を発表しています。
それによると、現地あるいはメディアを通したスポーツ観戦の頻度と、生活習慣、健康診断データ、精神的な健康状態などの関連を調べました。被験者約6,000人について1年間の追跡調査を行いました。
その結果、現地でのスポーツ観戦頻度が高い人ほど、1年後に心理的なストレスを感じることが少なく、脂質異常症になるリスクが低いことが分かりました。また、生活習慣に対する満足度も高くなりました。ポジティブな影響が多く見られました。
一方で、メディアを通じたスポーツ観戦では、興味深い結果が出ました。
ポジティブな影響としては、自分も運動しようという意欲が高まって実際に体を動かしたり、朝食を抜かない生活習慣が身についたり、幸福感も高まるという結果が見られました。
ネガティブな影響として挙がったのが
・高BMI傾向
・高血圧リスク上昇
・糖尿病リスク上昇
以上の3点です。
これは、テレビの前に座ったまま、飲食をしながらスポーツ観戦をするいわゆる「カウチポテト」の影響が考えられます。
特に海外で開催されるスポーツイベントは時差の関係で、日本では深夜や早朝に生中継があることも。そんな時間に、アルコールを含む飲料やカロリー、脂質の多いものを食べていると・・・心当たりのある方もいらっしゃるかもしれません。
9月にはアジア大会が愛知県で開催されます。実際に観戦しに行くもよし、テレビで応援するもよし、ですが、食べすぎ飲みすぎにはご注意を。そして観戦後にはぜひ運動も心がけましょう。
がんばれ、日本!