前立腺がんについて

part25 前立腺とは

前立腺とは、男性の膀胱の出口にあり、尿道をとりまいているクルミ大の器官で精液の一部となる前立腺液を分泌し、精子の運動・保護に関与しています。

前立腺がんとは

前立腺がんは、尿道をとりまく内腺を包み込んでいる、外腺という部分に発生します。
男性特有のがんで、がんが発生してから症状を呈する癌に育つまでには３０～４０年かかるといわれています。
罹患率は高い方ではありませんが、５０代から急増し高齢者ほど死亡者数も死亡率も高くなります。

前立腺がんが増えた原因として

日本で急激に前立腺がんの患者数が増加している原因として、食生活の欧米化が考えられます。
食生活が欧米化したことで高タンパク、高脂肪の食事が増え、それが前立腺がんや前立腺肥大症増加の大きな原因になっているのです。
この事は、欧米で前立腺がんの患者数が多いことからも伺えます。

前立腺がんは初期の症状がわからずに発症していることが多いことから、定期的な検査を行うことが有効な予防策になります。
右記のような症状がある場合には、検査することをおすすめします。