白血病とは

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白血病は、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫と並ぶ血液悪性疾患の3大疾患の1つです。

「血液のがん」である白血病は骨の中にある骨髄で血液をつくっている造血幹細胞ががん化して、白血球が無制限に増加する病気です。
先天的な要因も原因の1つであるために、他のがんと異なり、幼い子どもや若い世代でも発症することが特徴としてあげられます。

進行が急速である急性白血病とゆっくりと進む慢性白血病があり、がん化した細胞の種類によって骨髄性白血病とリンパ性白血病に分類されます。
急性白血病の患者数は慢性白血病の患者数は慢性白血病の約4倍で、急性リンパ性白血病は2~6歳くらいに発症のピークを迎える小児白血病の代表といえる疾患です。