胆のう(たんのう)がんとは

胆のうは肝臓の下にあり、肝臓でつくられた胆汁(たんじゅう)という消化液をいったんためておく袋のような臓器です。食べ物をとると、胆のうはその情報をキャッチして胆汁を分泌し、胆のう管から総胆管を通って十二指腸に流れ込んで消化を助けます。
胆のうや胆のう管にできた悪性の腫瘍を「胆のうがん」といいます。

胆のうがんを起こす危険因子としていくつかの病気が知られています。
胆石、胆のう・胆管炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、原発性硬化性胆管炎、膵胆管合流異常症などです。その他、女性であること、肥満や高カロリー摂取、野菜・果物不足などもリスクとしてあげられています。