胆管がんの治療

1.手術

胆管がんは、手術が唯一治癒の期待ができる治療です。
胆管がんの手術は、腫瘍がどの部位にあるか、どんな広がり方をしているかによって方法は様々です。
肝臓の近くにできた腫瘍の場合には、肝臓も含めた広範囲な切除が必要とされ、十二指腸側の場合は、膵臓の切除を含めた手術が必要になります。

2.化学療法

抗がん剤の標準治療は、ゲムシタビン+シスプラチン併用療法です。
1週間に1回3時間かけて点滴します。2週間連続で投与したら3週目はお休みします。

3.放射線治療

手術が不可能で、遠隔転移のない場合にがんの進行抑制を目的として放射線治療を行う場合がありますが、有効性については十分な検討がされておらず、標準治療ではありません。
疼痛を緩和するために行うことがあります。