子宮頸がんの検診と予防接種

初期には症状が殆どなく、自覚症状があらわれる頃には深刻な状況になっている事が少なくない子宮頚がん。
各地方自治体で、毎年『子宮頚がん検診』が行われています。
検診を受けることにより、がんになる前の段階で発見することもできます。
発症のピークが30歳代後半となっていることから、20歳代のうちから1年に1度は検診を受けることが望ましいと思われます。
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上記のような症状がある方は、婦人科の受診をお勧めします

子宮頚がんの予防ワクチンは、原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の中で、特になりやすい16型と18型の入ったワクチンを接種することによって、体内に抗体を作らせ感染を防ぐことができます。
半年の間に3回接種することで、長期にわたって体を守ることが可能になります。
福島市では、中学1年相当~高校1年相当の年齢の女子に助成を行っており、1回の接種で自己負担は1500円となっています。
ただ、副反応が強く出る例もあるので、接種を受ける際は作用や副反応を充分理解し、受けるようにしましょう。