膣がんの転移・再発


 転移とは、がん細胞がリンパ液や血液の流れに乗って別の臓器に移動し、そこで増殖したものをいいます。
 膣がんでは、子宮頸部や子宮、卵巣、外陰、周りの臓器(膀胱、尿管、直腸など)、リンパ節のほか、肺や肝臓、骨などの遠隔臓器に広がる場合があります。

 再発とは、治療により目に見える大きさのがんがなくなった後、再びがんが出現することをいいます。
 骨盤内に起こる局所再発と、原発巣から離れた臓器(肺や肝臓など)に転移する遠隔転移再発とに分けられます。