軟部肉腫の検査と診断

検査は大きく3つに分けられます。

1.生検
病変に針を刺して組織の一部を採取し、顕微鏡で調べる針生検を行います。

2.画像検査
腫瘍の位置や広がり、リンパ節や肺、肝臓などへの転移がないかどうか調べるためにX線検査、CT検査、MRI検査、PET検査、骨シンチグラフィなどの画像検査を行います。

3.血液検査、尿検査など
軟部肉腫では、診断に有用とされる腫瘍マーカーはありません。検査や治療に影響する腎臓・肝臓の機能、貧血などの状態を血液検査、尿検査、超音波(エコー)検査で調べます。
また、心臓の機能を調べるために、心電図検査を行います。