今回は夏の風物詩である、花火大会についてご紹介します。

 

花火大会は夏に行われることが多いですが、何故夏に行われることが多いのか皆さんはご存知でしょうか?

その理由として、送り盆の時期に供養や、あの世へ帰れるように空へ音で合図している為と言われています。

13日から16日が一般的にお盆と呼ばれており、その中で13日は先祖が家に帰ってくる迎え盆、16日は先祖を送り出すための送り盆と呼ばれています。

送り盆は、送り火を焚くことで正しくあの世へ帰ることを導きますが、花火も同様で、先祖様をお送りするためのものでしたが、いつの間にかイベント化とし、夏の風物詩になったそうです。

 

また、隅田川花火大会の由来としては、江戸時代に流行った伝染病などで亡くなってしまった人を慰めたものが始まりだと言われています。

 

花火大会は約300年前から始まった伝統的なもので、お盆と火は密接な関係であり、大文字や灯篭流しも送り盆の一つです。

 

 

お子様やお孫さんに、花火大会はお盆で帰ってくるご先祖様を祀(まつ)るもの、ちゃんとあの世へ帰れるように送り火の替わりのようなものだという事を簡単に教えてあげて下さい。