10月30日、「東京地方と近畿地方で木枯らし1号が吹きました。」というニュースが流れました。

「木枯らし1号」の発表があるのは、東京地方と近畿地方のみだそうです。

東京地方は10月半ばから11月末、近畿地方は霜降(10月23日頃)から冬至(12月21日頃)に西高東低の冬型の気圧配置となり、最大風速8メートル以上の北寄りの風、という条件をおおむね満たしたその年の最初の日に、『木枯らし1号』が発表されるそうです。ちなみに、2号3号の発表はありません。

ではなぜ、他の地方では「木枯らし」と言わないのでしょうか?

北日本や日本海側の地方では、木枯らしが吹く冬型の気圧配置になると、風が強いだけでなく雨や雪が降り、かなり荒れた天気になり「木枯らし」という言葉が当てはまらないためだそうです。

夏は涼しく残暑もなく、そう思っていたら10月は暑い日もありました。これからは、朝晩の冷え込みが強くなり、日中との差が大きくなります。晴れの特異日と言われていた11月3日の文化の日も、今年は全国的にくもりや雨になるようです。脱ぎ着しやすい格好でお出掛けし、体調管理にお気を付け下さい。