食道がんの検査

part19「食道造影検査、内視鏡検査」
X線による検査で、病変の有無を確認します。大きさ、長さ、形状、深さなどを知ることができます。
内視鏡検査でルゴール液を散布すると、分かりにくいがんや小さいがんを確実に発見することができます。

「超音波内視鏡検査」
がんの正確な深さを知るために行う検査で、大きな病変の場合は周囲の臓器との関係を知ることができます。

「CT検査」
食道がんの拡がりの程度、リンパ節転移、他の臓器への転移の有無を確認することができます。

「PET検査」
原発巣、リンパ節や臓器への転移の有無を一度にチェックすることができます。

悪性度が高いといわれる食道がん。
しかし早期がんの治療成績は良好です。
早期発見が治療成果を向上させるポイントですので、検査を恐れず、少しでも症状があったら検査を受けるようにしてください。
がんの中でも食道がんは、いったん進行すると急に治癒率が下がります。
早期発見のためには、日頃から食道の症状についても注意が必要です。