肝臓がんの特徴
最も大きい臓器 | 肝臓は身体の中で最大の臓器です。 重さは体重の1/50ほどあり、成人男性なら1.2kg~1.6kg程度あります。 |
肝臓がんは難治性がん | 肝臓がんの90%は、肝臓の細胞に発生する肝細胞がんです。 男性に多く、女性と比べると発生率は約3倍、5年生存率は30~40%となっており、難治性のがんといえます。 |
肝臓がんは感染性 | C型・B型ウイルスが原因の感染型がんで、特に肝臓がんの80%がC型肝炎が原因です。 肝炎ウイルスに感染すると、10年から20年かけて、 慢性肝炎 ⇒ 肝硬変 ⇒ 肝臓がん と進行します。 |
感染原因は輸血 | イルスの感染原因としては輸血が多かったのですが、ウイルスに感染していない血液が輸血されるようになったので、今後は低下すると予想されます。 |
肝臓がんのセルフチェック | 肝臓がんには特別な症状はないので分かりにくいのですが、肝硬変の症状である食欲不振、腹水、黄疸などが見られた場合は要注意です。 |
日常生活の注意として、慢性肝炎、肝硬変と診断された人はきちんと治療を受けてください。それが肝臓がんを防ぐことになります。定期的な検査が重要です。