検診を受けて早期発見を

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乳腺の細胞に発生する乳がんは、生活習慣の欧米化のために増加傾向にあり、女性がかかるがんのトップとして知られています。

年代的には30歳代から増加し、40歳代後半でピークになります。比較的治りやすいがんではありますが、早期から転移(遠隔転移)しやすいという特徴があり、また治療後10年以上経過してから再発することも珍しくないため、油断できないがんです。

part37_02_2乳がんは、日頃の自己チェックが大切であり、がん検診が有効ながんですが、検診の受診率が日本では20パーセント程度という問題もあり、21世紀に入る頃から「乳がんの早期発見・早期診断・早期治療」の大切さを女性たちに伝える「ピンクリボン運動」が盛んになってきています。