脳腫瘍の治療


髄膜腫、神経鞘腫、下垂体腺腫という良性の脳腫瘍は、手術で全摘できれば完治できます。

allall脳の神経を支えてその働きを助けるグリア細胞が腫瘍化する神経膠種は脳にしみ込むように拡がっていくために、手術で広く切除することが難しい脳腫瘍です。 そのため、手術ではできるだけ摘出して、再発予防の目的で手術後に放射線治療や抗がん剤治療を行うことが重要になります。

他の臓器のがんが脳に転移してできる転移性脳腫瘍は、正常な脳との境目がはっきりしているためにピンポイントの放射線治療が有効です。