3月までが旬で、煮ても炒めても生でも美味しいお野菜。
それは、大根です。

ナトリウムの排出を促進するカリウムという成分が比較的多く含まれているので、高血圧や動脈硬化、脳梗塞(のうこうそく)などの予防に効果があると言われています。

また、胃腸の働きを活性化させる酵素「アミラーゼ」も含まれており、胃もたれや胸やけに効果があります。

胃の弱い人は、食事に大根おろしを添えて食べると消化がよくなるのでおすすめです。

所で、大根は部分によって味が違うことをご存じですか?

葉に近い上の方が甘味が強く、先端の下の部分は辛みがあります。

地上に近い上部は、寒さで凍らないように糖度を上げる為に甘く、先端の方は、土中の虫よけの為に辛みが強いのだそうです。

ここで、大根おろしの作り方をご紹介します。

甘く作りたい場合は、葉に近い部分を使い、やさしくまるく円を描くようにおろします。

辛く作りたい場合は、先端部分を使い、おろし金に対して一直線におろします。
力強くおろすことにより、細胞がより小さく破壊され、辛み成分が活性化するそうです。

煮物やおろしなどで大根を食べ、まだまだ寒い冬を乗り切りましょう!