今年の冬至は、12月21日だそうです。

この日は、太陽が軌道上のもっとも南に来るときで、夏至と反対に、夜が最も長く昼が短い日です。

冬至の過ごし方としては、【ゆず湯】に入ったり、【冬至かぼちゃ】を食べたりするのがごく一般的ですが、なぜそういったことをするのでしょうか。

☆ゆず湯:身体が温まり代謝も良くなるので、風邪予防に良い。また、禊の意味もあり、冬至に『運』を呼び込むため、身体を清めて邪気を払う目的があるのだそうです。

☆冬至かぼちゃ(いとこ煮とも呼ばれるそうです):かぼちゃは[南京・なんきん]とも呼ばれ、“ん”のつくものを食べると『運』が呼び込めると言われており、その他にも人参、大根、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかんなどの食材は『運盛り』といい、縁起をかついで食べられるのだそうです。

かぼちゃは、夏が旬の野菜ですが、長期保存がきき、ビタミンAやカロチンが豊富で、風邪や脳血管疾患などの予防に効果があります。冬に栄養を摂るための先人の知恵だったのでしょうね。

21日は、温かくておいしい【冬至かぼちゃ】を食べ、お風呂はいい香りのする【ゆず湯】に入り、お腹の中も身体も温まり、『運』を呼こむ準備をしましょう!