鮮やかな黄色が季節の到来を感じさせる夏みかん。夏のイメージが強い果物ですが、実は4月下旬~5月下旬が食べごろです。なぜ夏みかんなのに春が旬なのでしょうか?

 

【酸味が強いため昔はお酢として使用されていた】

夏みかんは、元々秋に実がなっていました。ですが、この時期は酸味が強すぎてそのまま食べられません。そのため、昔は酢の代用品として使用されていたそうです。

しかし、実を収穫せずそのまま翌年の夏まで持ち越したり、冬に収穫して貯蔵するなどの工夫をすることで酸味が抜け、食べやすくなります。こうして初夏の時期に食べごろになったこの果実は夏みかんと呼ばれるようになりました。

 

現在の夏みかんは品質改良によって、酸味が少なくなり、マイルドな味わいになっています。

夏まで待たずに、春に収穫してすぐ食べる事ができます!!

 

【ビタミンCが豊富】

夏みかんを1個食べれば1日に必要な量のビタミンCを摂取することができます。ビタミンCには抗酸化作用があり、活性酸素を除去する働きがあります。

老化の原因になる活性酸素を除去することで、老化防止の効果が期待できます。

 

夏みかんは食物繊維も豊富なので便秘解消の効果も期待できます!!