女性はなぜ、年齢を重ねるごとに太りやすくなるのか?

女性が太りやすくなるのには、ちゃんとした理由があります。

今回はその理由についてご紹介していきます。

 

・太る理由①基礎代謝量が低下する

基礎代謝量とは、体温を維持したり、呼吸をしたり、生きていくために必要な最小限のエネルギー量のことです。全く動かない状態、1日中ゴロゴロしている状態でも、勝手に消費されています。ですが、基礎代謝量は年齢を重ねるにつれ、筋肉が落ちたり、細胞が老化することで減っていってきます。

 

・太る理由②血糖値が上がり脂肪を溜めこむ

食事をして血糖値が上がると、体は血糖値を下げるため、インスリンというホルモンを分泌します。インスリンは、血糖値を下げるだけではなく、糖分を脂肪に変えて溜めこむ働きもあります。血糖値が上がるほどインスリンがたくさん出て、脂肪を溜めやすくなり、結果、体脂肪が増えていきます。血糖値は年を重ねるごとに上がりやすくなるため、若い頃には太らなかった食事量でも太りやすくなってしまうのです。

 

・太る理由③エストロゲンが減る

エストロゲンとは女性ホルモンの一つ。女性らしい体を作るほか、皮膚、骨、筋肉、自律神経などの働きに関係しています。なかでも驚きなのが、脂肪燃焼を促し、内臓脂肪がつくのを防ぐ働きです。

ところがこのエストロゲンは、更年期が始まると分泌が急激に減ってしまいます。そのため、更年期の女性はさまざまな不調が出るだけではなく、脂肪が燃焼しにくく、内臓脂肪のつきやすい体になっていってしまいます。

 

いかがでしたでしょうか?

女性が痩せ体質でいるためには、がむしゃらに運動するだけではなく、代謝の大きな割合を占める基礎代謝のアップを目指すことが大切です!