前回から梅雨時期の【臭い】についてまとめてきました。

2回目の今回は、梅雨のジメジメをとって臭いを防ぐための、お手軽な除湿方法をお知らせしたいと思います。

簡単に利用できる物として、重曹・備長炭・コーヒーかすなどがあります。実際どのように使うのでしょうか。

〈重曹(じゅうそう)〉除湿・消臭の効果があり、3ヶ月から半年ほど効果が持続します。いちごのパックのような口の広い容器に入れ、ガーゼなどの通気性のよいものでこぼれないようにフタをして、クローゼットの下などに置いて使用します。湿気を吸い粉が固まってきたら、その部分を取り除きお掃除用としてお使い下さい。

〈備長炭〉炭には目に見えない無数の穴があり、湿気や臭いを吸収します。備長炭1g当たり200~300㎡(テニスコート1面くらい)の表面積があると言われているそうです。置いておくだけで除湿・消臭効果があり、定期的に天日干しすることで効果が復活します。使い終わった炭は、バーベキュー用に使えるのでお得です。

〈コーヒーかす〉炭とまではいきませんが、湿気や臭いを吸着しやすいそうです。コーヒーかすをサラサラになるまでしっかり乾燥させ、使い終わったコーヒーフィルターに戻し、口をヒモなどでしばりこぼれないようにして靴箱や冷蔵庫などにお使い下さい。使い終わったら、観葉植物や花壇などの土に混ぜると、良質の天然肥料としてお使い頂けるそうです。

その他に、除湿だけであれば、2ℓのペットボトルの7分目くらいまで水を入れ冷凍庫で凍らせ、大きいタオルや受け皿の上に置き、扇風機の風を当てます。すると、ペットボトルに結露ができ湿度が下がるという方法もあります。

エアコンや除湿機で湿度を下げることもできますが、お金をかけずにできる方法もぜひ試してみて頂きたいと思います。