えんどう豆の中でも未熟な豆だけを食用にするものをグリーンピースといいます。「実エンドウ」とも言い、さやは食べずに中の豆だけを食べます。ふっくらとしたさやの中に黄緑色の豆が6~9個入っています。

冷凍や缶詰で1年中お店で見かけますが、生のグリンピースの旬は春から初夏です。

栄養としては、タンパク質、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれ、特に腸のぜん動運動を促す食物繊維が豊富に含まれており(100g中7.7g)、便秘の予防に期待できます。また、ビタミンB1も多く、これが不足すると神経や脳への影響や、疲れやすくなるなどの症状が出ます。

栄養価の高いグリンピース。飾りとして使われることが多いかもしれませんが、旬のこの季節に豆ごはんや玉子とじにして、たくさん食べて頂きたいと思います。