寒い時期は空気が乾燥し、風邪を引きやすくなります。

風邪を引きやすい人、引きにくい人、その分かれ目は体の抵抗力=免疫力の強さにあります。

今年の冬は免疫力を上げ、風邪に負けない体を目指しましょう。

 

【体を守る免疫力】

風邪の原因の80%~90%はウイルスだと言われています。

ウイルスは空気中の水分が多いと、チリやほこりと一緒に地面に落ちますが、空気が乾燥していると長時間漂っていられます。これが冬に風邪が流行る原因の一つです。

風邪薬は症状を和らげたり抑えたりするだけで、最終的にウイルスを撃退するのは、外からの外的を退治し、体の健康を維持する力=免疫力です。

 

【免疫力を高める方法】

・体温を上げる

体温が上がることで血液の流れが良くなり、免疫力が上がります。免疫機能をもった白血球が体中をめぐることで遺物を発見し、駆除してくれます。体温が下がり、血流が悪くなるとその働きも悪くなります。

一般的に免疫力が最もよく保たれるのはわきの下で36.2~36.3℃と言われています。

 

~体温を上げるために~

  • 40℃くらいのお湯に5~10分つかる

湯船に浸かり、循環の悪くなりやすい足や足首をマッサージしてあげると疲れも取れます。

 

・運動とたんぱく質で筋肉量を増やす

体温の元となる熱の多くは筋肉で発生します。これを増やしてあげる事で体温を上げる事ができます。早足で歩いてみたり、階段を使うなど、ほんの少し習慣の変更をするだけでも有効です。

 

・バランスの良い食時を

免疫細胞をつくる素となるタンパク質、免疫細胞を守り粘膜を作るビタミン類、植物に含まれ、免疫力を上げる働きのあるポリフェノールやタンニンなどのファイトケミカルと言われる成分、これらの栄養素をバランスよく摂ることが大切です。

 

生活習慣を見直し、バランスの良い食事を摂り、免疫力を上げ、風邪に負けない体を作りましょう。