続いて虫に刺された時の対処法や予防法をご紹介します。

 

【蜂】

蜂に刺されると、皮膚が赤く腫れ、激しい痛みを感じます。

注意すべき症状は、アナフィラキシーショックです。初めて刺された時は症状が出なくても、二度目以降はアレルギー抗体ができているため、強いアレルギー症状が出ます。

呼吸困難、血圧の低下など、命に関わる事態になる可能性があります。

刺されたら、針の有無を確認します。針が刺さっている場合は、ピンセットで取り除きます。粘着テープなどを当てて剥がす事もできます。針には毒のうがあり、剥がすと毒が一気に染み出てくるので、手で直接針を触るのはNGです。

 

【ヤブ蚊】

ヤブ蚊に刺されると、皮膚が赤くなり強いかゆみが出ます。

子供の場合、蚊に刺された経験が少ないため、数時間経ってから症状が出ることが多いです。

刺された場合は、流水やアルカリ性の石鹸で洗い、炎症を抑える薬を塗ります。子供が不用意に搔かないようにガーゼやパッチなどで患部を保護しましょう。

 

【毛虫】

毛虫に刺されると、皮膚の広い範囲にわたって赤い小さなブツブツ(発疹)が出てきます。かゆみもでますが、かいてしまうと発疹が広がります。

毛虫の場合も、まず肌に刺さった毛を取り除きます。毛自体に毒があるため、こちらも素手で取り除くのは危険です。粘着テープを使って取り除き、患部を流水で良く洗います。

服に毛がついている可能性もあるので、すぐに着替えが必要です。

 

もし刺されてしまったら、慌てず速やかに対処するようにしましょう!!