夏も終わりに近づき、朝晩はかなり過ごしやすくなりましたね。とはいえ、昼間はまだまだ暑い日もありますので、体調管理にお気を付けくださいね。

そこで今回は、夏にたまった疲れを回復するのにぴったりな野菜『ゴーヤー』をご紹介します。

『ゴーヤー』といえば沖縄のイメージですが、実はインドや東南アジアが原産地。そこから中国に伝わり沖縄へとやってきたそうです。世界には様々なゴーヤーがありその種類はなんと300種類!!その内20種ほどが沖縄にあるんです。

【美容・健康効果】旬である夏が一番美味しくて栄養価も高く、ゴーヤーに含まれているビタミンCはレモンやキャベツの4倍!疲労の回復を助け鉄分の吸収を良くしてくれます。又、風邪の予防、肌荒れなどにも効果があります。一般的に野菜に含まれるビタミンCは熱に弱いのですが、ゴーヤーは調理で熱しても壊れにくく、しっかりとビタミンを吸収できるんです。

【独特の苦み成分「モモルデシン」】ゴーヤーを食べると独特の苦みを感じますね。あの苦み成分は「モモルデシン」という成分で、これがとても身体に良いようです。胃腸の粘膜を保護したり食欲を増進する効果や、神経に働きかけて気持ちをシャキッとさせる効果もあると言われています。

【ゴーヤーの見分けるコツは?】固くて色が濃くイボが密集しているのが新鮮で苦いゴーヤーなのでチャンプルー向き、色が薄くて太っているのが水分豊富で苦みが少ないサラダ向きのゴーヤーだという事です。まさに、暑さでだれてしまいがちな時にもってこいの野菜ですので、季節の変わり目はしっかり栄養素を意識して摂取してみてください。